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JKC.CH.ユーラス

JKC.チャンピオンユーラス。初めて自家繁殖でチャンピオン完成した男の子。チャームと兄妹で二人とも長生きしてくれました。

BEBEちゃんの初子でした。チャームの他に兄弟男の子が二人がいて、4人兄弟で生まれてきました。父犬はアメリカチャンピオンポコロジョー。アメリカチャンピオン同士の交配でしたが、男の子二人をお譲りしたのは一般のご家庭でペットとして飼っていただきました。当時、両親アメリカチャンピオンの外国産血統の子が多く誕生していましたが、繁殖やショーイングは自分でする心つもりで、他の子はペットとして子犬にはただただ可愛がってもらいたいという願いが20年前からありました。それは血を出したくないというような単純な話ではなく考え抜いて決めたことです。犬はやはり人のパートナーとして暮らすのが一番の幸せですので、チャンピオンにならなくてはならないとか赤ちゃんを産まなければならないという、その役目がもし果たせなかったら必要とされない出し方は避けたい。うまく言えませんが、、可愛がってもらう以外の役目を子犬に負わせたくなかったのです。私なら自分の子ですのでどんな子に成長しても可愛いですので(๑>◡<๑) こう考えるに至るには理由があります。私に犬のことを教えてくれたMayflowers犬舎さんがそういう考えでした。「アメリカから犬を迎えるからと言って、その分働いてもらおうとか思ってはいけないんだよ。はるばる海外から来てくれたペットだと思って、メスで子供を産まなくても、オスで子種がなくてもペットとして可愛がってやればいいのだから。役立てることだけを考えてはいけない。そういう気持ちでアメリカから犬を迎えなさい」といつも言われていたので逆に出すのに同じように思ってくれるお家にお迎えいただきたいと思うようになりました。

とはいえ、ブリーディングは一人ではできません。私も子犬を譲っていただいたり、交配を受けていただきブリーダーを続けることができていますので、様々なブリーダー様とは末長く信頼関係の築けるお付き合いが出来ればと思っています。

話がずいぶんそれましたが、ユーラスは公私共にパートナーでした。この仕事をする上でなくてはならない子で、最初の10年はユーラスと共に歩んできた感があります。どれだけ助けられたでしょう。この子の赤ちゃんはなんとも可愛く気持ちが安定していて、また母のBEBEちゃんらしさを出してくれるのでした。ユーラスの子達を私は本当に好きです。孫でもユーラスの血が一本入っていると安心感があります。現在ユーラスの血をひいていいるのがムン君です。ユーラスは私の初めての自家繁チャンピオン犬として彼の生涯を共に暮らしました。ユーラスありがとう(≧∀≦を今も思い続けています。